次郎冠者(じろうかじゃ)【天狗舞】 ~その3~
日曜日、朝の地元の新聞記事です。
「やっぱり北國新聞!」(CMのキャッチコピー)
商品企画の経緯や今後の展開など
なかなか興味深い記事です。
ご参考まで・・・
車多酒造、初の焼酎製造
吟醸酒粕活用、清酒下支え
7月から発売
車多酒造(白山市)は、初の焼酎製造に乗り出した。
同社が得意とする吟醸酒の新酒の酒粕(かす)を活用し、
清酒蔵ならではの焼酎として売り出す。
酒類の消費数量が減少する中でも焼酎は堅調に推移しており、
伸び悩む清酒の下支えにもつなげる。
「天狗舞本格焼酎・長期熟成原酒『次郎冠者(かじゃ)』」で、
7月1日から発売する。
商品名は狂言の登場人物から名付けた。
以前は吟醸新酒の酒粕は漬物などの食品加工用に卸販売していたが、
「これだけ吟醸酒を中心に造っている酒蔵は少なく、最高級の酒粕を活用し、
うちにしかできない焼酎を造りたい」(車多一成専務)として、
6年前から開発に乗り出した。
酒粕のもろみを独自製法で蒸留する「吟醸粕取り製法」を採用。
吟醸酒の香りと味わいが焼酎として味わえる。
さらに5年以上熟成することで、
ふくよかな香りとコクのあるまろやかなうま味を引き出した。
年間5千本の限定販売で、750ミリリットル入り3150円。
既に焼酎の一部は同社の梅酒に活用しており、
今後、関連商品の拡充を進める。
同社は「日本酒ファンにも焼酎ファンにも愛される商品にしたい」としている。
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