第81回関東信越国税局酒類鑑評会
この鑑評会は、茨城・栃木・群馬・埼玉・新潟・長野の
関東信越6県のお酒を国税局主催で審査する
秋の酒類鑑評会です。
趣旨は、
酒類の品質評価を通じて酒造技術の進歩・発展を促し、
6県で生産される酒類の品質向上を図り、
酒類業の発達に資することを目的として行われています。
今回で81回目を迎える歴史ある鑑評会です。
吟醸酒の部と純米酒の部の二部制で実施し、
229製造場から
吟醸酒の部に219点、
純米酒の部に209点の出品があり、
品質評価を2段階で行い、
吟醸酒の部において73場、
純米酒の部において69場の
優秀賞受賞場が選定されました。
以下は、国税局HPから21BY品質評価の総評です。
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本酒造期は、雪が多い一方で、
気温は概ね平年並みか高めで変動の大きい年でした。
この様な年は、
もろみの管理上あまり恵まれた年とは言えませんが、
各製造者とも長年の経験に裏打ちされた技術により、
もろみの温度変動を抑えた発酵管理が出来ておりました。
また、貯蔵期間中である今年の夏は記録的な猛暑であり、
適切に熟成を進めるために非常に気を遣った製造者が
多かったと思われます。
原料米については、予想より溶解が進む傾向が見られ、
酒造期当初は原料処理で苦労していた製造者が
散見されましたが、
酒造期が進むに連れて適切な原料処理を行うことができ、
香味のバランスの取れた酒質を目指した酒造りに
取り組んでおりました。
吟醸酒の部には、選抜された優良酵母と
磨き抜かれた酒造好適米を使用し、
低温長期発酵で醸し出され、
適切に貯蔵された清酒が多数出品され、
ふくよかな吟醸香となめらかでソフトな味が
調和しているものが多く見られました。
一方、純米酒の部には、
精米歩合49%のものから80%台のものまで
幅広い清酒が出品され、
軽快ですっきりとして後味のキレが良いものや
しっかりとした旨味と酸味が調和しているものなど、
味のバランスが良いものが多く見られました。
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酒千庵水上 推奨蔵では
吟醸酒・純米酒 W受賞
新潟県:雪中梅(せっちゅうばい)
吟醸酒・純米酒 W受賞
新潟県:越乃景虎(こしのかげとら)
輝かしい成績です!
おめでとうございま~す。
詳細は下記のHPをご覧くださいませ。
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