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2009年9月 2日 (水)

「平成20酒造年度における酒類製造の特色」とは? その1

国税庁は平成21年5月までにとりまとめた

「平成20酒造年度における酒類製造の特色」を発表しました。 

日本酒の今年の傾向は下記の通り。

ひやおろしを飲むときの参考にしてくださいまし。

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【概況】

在庫調整や販売不振を理由に廃業または休業となった製造場が見られ、

製造場数は減少した。

製造見込数量は一部の地域については

純米酒、純米吟醸酒を増産しているところもあるが、

全体としては6%程度の減少が見込まれている。

各地域で開発された新しい酒造好適米や地場産米を原料にした

純米酒などの付加価値の高い清酒を製造することで、

地域ブランドの確立を目指す動きが見られた。

【気象条件】 

本年度は暖冬であり、日本海側では降雪量が少なく、

東日本では2月の月間最高気温を更新した地域も見られた。

1~2月にかけて寒波が到来したが、寒気が長続きしなかったため、

酒造りに難しい気象条件となった。

【原料の状況】

入荷状況は全国的におおむね順調だった。

価格は昨年度と変わらない傾向だったが、

一部の品種、産地の原料米は昨年度よりやや高めに推移した。

米の性状については浸漬時に砕けやすく、醪で溶けやすい傾向が見られた。

水については一部の地域において、井戸水の水量や水質の問題から、

深井戸や水道水に替える事例が見られた。

【造りなどの傾向】

酒造の最盛期に当たる1月から2月にかけて、

寒気が断続的に訪れたものの長続きしなかった。

そのため、酒造期間中の寒暖の差が激しく、

本酒造年度の原料米が溶けやすかったこともあって、

醪管理が難しい酒造りとなった。

出来上がりは酸やアミノ酸は例年並みだが、

全般的には濃醇で味わいのある酒質の清酒が多く見られた。

【労務状況など】

杜氏組合所属の蔵人の高齢化や後継者不足のため、

季節労働者だけで製造することがますます難しくなってきた。

杜氏以外の製造従事者も不足しており、

地元採用の通年雇用社員やパート従業員の割合が増加。

さらに、社員を杜氏にする製造場が増加している。

また、経営者の子弟などが直接製造に従事する事例も年々増加している。

今後、酒造技術の伝承をいかにスムーズに行うかが重要な課題となっている。

(各国税局管内の状況は次号以降掲載予定)

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